光のもとでⅠ
10 Side Reju 01話
「れ、零樹さんっ、オーナーがお見えですっ」
「おぉ?」
普段は冷静な周防が慌てて走ってくる。
珍しいものを見れたなぁ、と思いつつ、
「オーナーって今日来る予定あったっけ?」
資料片手に訊いてみると、
「ないから焦ってるんですよっ!」
「そうだよなぁ……。俺の記憶にもないんだが」
「何かまずいことありましたっけ?」
「いんや? とくだんまずいものは何もなかろー?」
行程は順調に進んでいるし、現場で何か問題が起きているということはないはずだ。
「おぉ?」
普段は冷静な周防が慌てて走ってくる。
珍しいものを見れたなぁ、と思いつつ、
「オーナーって今日来る予定あったっけ?」
資料片手に訊いてみると、
「ないから焦ってるんですよっ!」
「そうだよなぁ……。俺の記憶にもないんだが」
「何かまずいことありましたっけ?」
「いんや? とくだんまずいものは何もなかろー?」
行程は順調に進んでいるし、現場で何か問題が起きているということはないはずだ。