光のもとでⅠ
「それは即ち、秋斗と共に会長候補に挙がったということじゃ」
「は……? 意味わからないんだけど。何がどうして俺?」
「会長、もしくは次期会長はひとりだけ推薦することができる」
「何それ、意味わからないし」
「意味などないわ。ただ、推薦することができる。それだけじゃ」
「じーさん、俺、医者以外になるつもりないんだけど」
「ふぉっふぉっふぉっ、涼の息子が何を言うか」
「父さんの息子というなら兄さんで十分だと思うけどっ!?」
「そうじゃがの、それではつまらんぞい」
「俺はつまらなくて一向に構わない。むしろ、俺が巻き込まれることを回避できるなら兄さんを生贄に差し出す」
「は……? 意味わからないんだけど。何がどうして俺?」
「会長、もしくは次期会長はひとりだけ推薦することができる」
「何それ、意味わからないし」
「意味などないわ。ただ、推薦することができる。それだけじゃ」
「じーさん、俺、医者以外になるつもりないんだけど」
「ふぉっふぉっふぉっ、涼の息子が何を言うか」
「父さんの息子というなら兄さんで十分だと思うけどっ!?」
「そうじゃがの、それではつまらんぞい」
「俺はつまらなくて一向に構わない。むしろ、俺が巻き込まれることを回避できるなら兄さんを生贄に差し出す」