光のもとでⅠ
25~28 Side Tsukasa 06話
自室に戻り、ベッドに腰掛け携帯を手に取った。
ディスプレイには着信と未読メールの通知がある。
「……これ、俺の携帯だよな?」
思わず個人情報の確認をする。
間違いなく自分の携帯だが、姉さんも兄さんも俺が風邪をひいていることは知っていたし、何かを頼まれることもないはずだ。
それ以外だと誰が……?
着信履歴を表示させた瞬間、携帯を落としそうになった。
「す、い……?」
九日の夜と十日の朝と昼、着信はその時間帯だけで五回受信していた。
そして、十日の昼だけは一度のみの着信で、そのほかにメールが届いていた。
ディスプレイには着信と未読メールの通知がある。
「……これ、俺の携帯だよな?」
思わず個人情報の確認をする。
間違いなく自分の携帯だが、姉さんも兄さんも俺が風邪をひいていることは知っていたし、何かを頼まれることもないはずだ。
それ以外だと誰が……?
着信履歴を表示させた瞬間、携帯を落としそうになった。
「す、い……?」
九日の夜と十日の朝と昼、着信はその時間帯だけで五回受信していた。
そして、十日の昼だけは一度のみの着信で、そのほかにメールが届いていた。