光のもとでⅠ
「翠ちん、薬は? 飲まなくて大丈夫?」
理美ちゃんに言われてどうしようか悩んだ。でも、予防的に飲んでおくことにこしたことはない。
「うん、ありがとう。飲んでおく」
「これに勝ったら次は決勝だよー!」
教えてくれたのは右隣に座る希和ちゃん。
私は集計作業をしていたけれど、それを統括する仕事はしておらず、末端の集計をしていたために、どこが勝ち進んでいるのかまではきちんと把握していなかった。
追加情報で、
「っていうか、一学期に引き続き因縁対決だけどね」
と、希和ちゃんの後ろに座っている空太くんが教えてくれる。
一学期もうちのクラスは準決勝まで勝ち進んでいたのかな。
そのときの対戦相手がツカサのクラス……?
なんとなく覚えているような覚えていないような……。
ちょうど今と同じ観覧席にいた気はるけど……。
理美ちゃんに言われてどうしようか悩んだ。でも、予防的に飲んでおくことにこしたことはない。
「うん、ありがとう。飲んでおく」
「これに勝ったら次は決勝だよー!」
教えてくれたのは右隣に座る希和ちゃん。
私は集計作業をしていたけれど、それを統括する仕事はしておらず、末端の集計をしていたために、どこが勝ち進んでいるのかまではきちんと把握していなかった。
追加情報で、
「っていうか、一学期に引き続き因縁対決だけどね」
と、希和ちゃんの後ろに座っている空太くんが教えてくれる。
一学期もうちのクラスは準決勝まで勝ち進んでいたのかな。
そのときの対戦相手がツカサのクラス……?
なんとなく覚えているような覚えていないような……。
ちょうど今と同じ観覧席にいた気はるけど……。