光のもとでⅠ
唯兄が十時過ぎに帰って来て、出かける支度をしている私に、
「どこか行くの?」
「幸倉に森林浴セットを取りに帰るの」
「まさかひとりでっ!?」
「ううん、栞さんが車で連れていってくれるって」
「でも、栞さんは実家の手伝いで夕方までは抜けられないでしょ?」
「うん。四時くらいには迎えに来てくれるっていうから、それまでは家でゆっくりしてればいいかな、と思って」
だめかな……。
唯兄をじっと見ていると、
「それ、俺も一緒に行く」
「でも、唯兄これから寝るんじゃないの? それにお仕事は?」
「仕事は粗方済んでるから、あとは夜に仕上げをすれば大丈夫。それに、秋斗さんところで少しは寝てきてる」
「どこか行くの?」
「幸倉に森林浴セットを取りに帰るの」
「まさかひとりでっ!?」
「ううん、栞さんが車で連れていってくれるって」
「でも、栞さんは実家の手伝いで夕方までは抜けられないでしょ?」
「うん。四時くらいには迎えに来てくれるっていうから、それまでは家でゆっくりしてればいいかな、と思って」
だめかな……。
唯兄をじっと見ていると、
「それ、俺も一緒に行く」
「でも、唯兄これから寝るんじゃないの? それにお仕事は?」
「仕事は粗方済んでるから、あとは夜に仕上げをすれば大丈夫。それに、秋斗さんところで少しは寝てきてる」