光のもとでⅠ
栞さんに送ってもらって幸倉のおうちについたのは十一時過ぎ。
「荷物は玄関にまとめて置いておいてね? それから、翠葉ちゃんは衣替えの洋服も用意しなさいね」
言われてびっくりする。
「わ……すっかり忘れてました。今日から衣替えだったんですね」
「あぁ、今日って十月一日か」
唯兄と顔を見合わせ、月日曜日感覚が狂っている自分たちを笑った。
自室に入り、冬服の制服と冬服仕様のルームウェアやお出かけ用の洋服とコート類をクローゼットから出した。
唯兄はとくにやることがないからか、家中の窓という窓を全部開けると、
「うっしっ!」
掛け声ひとつ発して掃除を始めた。
三十分くらい掃除をして気が済んだのか、今は私の部屋のソファに転がっている。
そして、私のベッドは洋服だらけ。
それらをまとめトラベルラグも用意した。
「荷物は玄関にまとめて置いておいてね? それから、翠葉ちゃんは衣替えの洋服も用意しなさいね」
言われてびっくりする。
「わ……すっかり忘れてました。今日から衣替えだったんですね」
「あぁ、今日って十月一日か」
唯兄と顔を見合わせ、月日曜日感覚が狂っている自分たちを笑った。
自室に入り、冬服の制服と冬服仕様のルームウェアやお出かけ用の洋服とコート類をクローゼットから出した。
唯兄はとくにやることがないからか、家中の窓という窓を全部開けると、
「うっしっ!」
掛け声ひとつ発して掃除を始めた。
三十分くらい掃除をして気が済んだのか、今は私の部屋のソファに転がっている。
そして、私のベッドは洋服だらけ。
それらをまとめトラベルラグも用意した。