光のもとでⅠ
この、「ありがとう」がきちんと届きますように――。
「時々ものすごく意地悪で辛辣なことだって言われるけれど、それが優しさの裏返しなの、ちゃんとわかってるよ? ケンカもするけど、ツカサが大好き。ファンの人たちとは違うよ? ちゃんとツカサが意地悪なのも優しいのも知っていて好きなんだからね? でも、もっとちゃんと知りたいから、だからいっぱいお話しよう? それから、ファンの人たちにも誤解されずに好きになってもらえるといいね?」
そう言って、先にキッチンを出た。
お茶を持ってキッチンから出ると、それに気づいた茜先輩が、
「この部屋、吸音と遮音のバランスが絶妙ね?」
にこりと笑って話しかけてくれる。
何を話したとか、そういうことは全然訊かれなくて、
「じゃ、軽く発声練習からね」
と、すぐに歌の練習が始まった。
「時々ものすごく意地悪で辛辣なことだって言われるけれど、それが優しさの裏返しなの、ちゃんとわかってるよ? ケンカもするけど、ツカサが大好き。ファンの人たちとは違うよ? ちゃんとツカサが意地悪なのも優しいのも知っていて好きなんだからね? でも、もっとちゃんと知りたいから、だからいっぱいお話しよう? それから、ファンの人たちにも誤解されずに好きになってもらえるといいね?」
そう言って、先にキッチンを出た。
お茶を持ってキッチンから出ると、それに気づいた茜先輩が、
「この部屋、吸音と遮音のバランスが絶妙ね?」
にこりと笑って話しかけてくれる。
何を話したとか、そういうことは全然訊かれなくて、
「じゃ、軽く発声練習からね」
と、すぐに歌の練習が始まった。