光のもとでⅠ
35
お風呂から出て髪の毛を乾かすと、主寝室で治療が始まった。
「昇さん、ベッドが大きい……」
「翠葉ちゃんがちっさ過ぎるんだ」
笑われたけれど、昇さんが横になったところを考えると、確かに縦の長さはそんなに大きいといえるものではなかった。
でも、横幅は半端なく広い気がする。
私サイズなら四人くらい並んで眠れそう。
端から端まで何回転がったらたどり着くだろう?
あまりにも私の体のサイズにはそぐわない。
「あとで蒼兄とお部屋変えてもらおうかな……?」
「あっちはキングサイズじゃないにしても、やっぱりクイーンかダブルサイズだと思うぞ?」
どっちにしても大きいということ?
「ま、横になれ」
言われてベッドの端っこに横になる。
今、この部屋には昇さんと栞さんしかいない。
「昇さん、ベッドが大きい……」
「翠葉ちゃんがちっさ過ぎるんだ」
笑われたけれど、昇さんが横になったところを考えると、確かに縦の長さはそんなに大きいといえるものではなかった。
でも、横幅は半端なく広い気がする。
私サイズなら四人くらい並んで眠れそう。
端から端まで何回転がったらたどり着くだろう?
あまりにも私の体のサイズにはそぐわない。
「あとで蒼兄とお部屋変えてもらおうかな……?」
「あっちはキングサイズじゃないにしても、やっぱりクイーンかダブルサイズだと思うぞ?」
どっちにしても大きいということ?
「ま、横になれ」
言われてベッドの端っこに横になる。
今、この部屋には昇さんと栞さんしかいない。