光のもとでⅠ
「翠葉ちゃん、星を見よう?」
ランプの光が届くところまで秋斗さんが来てくれ、ようやく顔が見えた。
ドアを閉め、秋斗さんに誘導されるままに歩く。
ベッドとソファセット、それから西側にクローゼットと飾り棚、そのほかにはストーブしかない部屋のため、何かに躓くことはなかった。
たどり着いたところはベッド。
ベッドの上にはトレイが置かれており、その上にはハーブティーの入ったカップとキャンドルがひとつ。
「空を見るのにはベッドがちょうどいいでしょ?」
「はい」
ベッドに上がると、クスクスと笑われる。
「君の無防備は直りそうにないね?」
「え?」
「男に言われてベッドになんて上がっちゃダメだよ、お姫様」
そっと頭を抱かれたあと、頭に何かをされたけど、何をされたのかまではわからなかった。
ランプの光が届くところまで秋斗さんが来てくれ、ようやく顔が見えた。
ドアを閉め、秋斗さんに誘導されるままに歩く。
ベッドとソファセット、それから西側にクローゼットと飾り棚、そのほかにはストーブしかない部屋のため、何かに躓くことはなかった。
たどり着いたところはベッド。
ベッドの上にはトレイが置かれており、その上にはハーブティーの入ったカップとキャンドルがひとつ。
「空を見るのにはベッドがちょうどいいでしょ?」
「はい」
ベッドに上がると、クスクスと笑われる。
「君の無防備は直りそうにないね?」
「え?」
「男に言われてベッドになんて上がっちゃダメだよ、お姫様」
そっと頭を抱かれたあと、頭に何かをされたけど、何をされたのかまではわからなかった。