光のもとでⅠ
あ、さ――?
瞼の向こうがほんのりと薄暗く、肌に触れる空気がひんやりとしている。
……あれ?
私、昨日――ディナーのあとにステラハウスに来て星を見て……。
あれれ……?
背中があたたかくて、恐る恐る自分の後ろを見てみる。
「……唯兄?」
「ん~……まだ眠い……」
むにゃむにゃ言いながら唯兄が背中にぴとりとくっつき、そのまま寝てしまう。
「なんで唯兄……? あれ? なんで?」
「翠葉、起きたのか?」
少し離れたところから蒼兄の声。
視線をずらすと、ソファから起き上がった蒼兄と目が合った。
蒼兄は起き上がるとこちらへ来て、
「まだ六時だ。もう少し寝てな」
と、お布団をかけ直してくれる。
瞼の向こうがほんのりと薄暗く、肌に触れる空気がひんやりとしている。
……あれ?
私、昨日――ディナーのあとにステラハウスに来て星を見て……。
あれれ……?
背中があたたかくて、恐る恐る自分の後ろを見てみる。
「……唯兄?」
「ん~……まだ眠い……」
むにゃむにゃ言いながら唯兄が背中にぴとりとくっつき、そのまま寝てしまう。
「なんで唯兄……? あれ? なんで?」
「翠葉、起きたのか?」
少し離れたところから蒼兄の声。
視線をずらすと、ソファから起き上がった蒼兄と目が合った。
蒼兄は起き上がるとこちらへ来て、
「まだ六時だ。もう少し寝てな」
と、お布団をかけ直してくれる。