光のもとでⅠ
翌朝には栞さんが来てくれた。
また私は野菜のドロドロスープを飲み、薬を飲んで横になる。
蒼兄はその傍らで湊先生に電話をかけ、欠席の旨を伝えていた。
栞さんはうちの家事をしている途中で昇さんから連絡があり、病院へ届け物をしにいくことになった。
「翠葉ちゃん、ちょっと病院まで行ってくるわね。その帰りにお買い物も済ませてくるから……二時間くらいで戻るけど大丈夫かしら?」
「大丈夫です」
「冷や汗全開で言われてもあまり説得力ないわね」
栞さんは少し悩んでから、
「コンシェルジュにお願いしちゃおうかなぁ……」
「っ……本当に大丈夫ですから」
「そう……? じゃ、ちょっとだけ出かけてくるわね」
と、部屋をあとにした。
また私は野菜のドロドロスープを飲み、薬を飲んで横になる。
蒼兄はその傍らで湊先生に電話をかけ、欠席の旨を伝えていた。
栞さんはうちの家事をしている途中で昇さんから連絡があり、病院へ届け物をしにいくことになった。
「翠葉ちゃん、ちょっと病院まで行ってくるわね。その帰りにお買い物も済ませてくるから……二時間くらいで戻るけど大丈夫かしら?」
「大丈夫です」
「冷や汗全開で言われてもあまり説得力ないわね」
栞さんは少し悩んでから、
「コンシェルジュにお願いしちゃおうかなぁ……」
「っ……本当に大丈夫ですから」
「そう……? じゃ、ちょっとだけ出かけてくるわね」
と、部屋をあとにした。