光のもとでⅠ
「でもさ、仕事に影響でるのはまずいと思うんだよね?」
気になることはもうひとつ。
「あの、碧さんは……」
「あぁ、あれはかんかんに怒ってたよ? 蒼樹に負けないくらい翠葉らぶだからね」
やっぱり……。
「でも、翠葉と蒼樹の親だよ? しかも俺の伴侶。大切なことにはすぐ気づく」
「大切なこと……?」
零樹さんは大きく頷くと、
「翠葉のための行動だったんじゃないか、って。蒼樹より少し遅れたタイミングで電話がかかってきた」
「蒼樹と違うところはフォローじゃないところかなぁ? それこそ、俺や蒼樹、静なんてかわいいものだよ。碧さんは悪どいよ~?」
にやり、と笑うと、
「もし、翠葉のもらい手がいなかったら、秋斗くんに一生世話してもらおうとか言ってたからね」
「…………」
気になることはもうひとつ。
「あの、碧さんは……」
「あぁ、あれはかんかんに怒ってたよ? 蒼樹に負けないくらい翠葉らぶだからね」
やっぱり……。
「でも、翠葉と蒼樹の親だよ? しかも俺の伴侶。大切なことにはすぐ気づく」
「大切なこと……?」
零樹さんは大きく頷くと、
「翠葉のための行動だったんじゃないか、って。蒼樹より少し遅れたタイミングで電話がかかってきた」
「蒼樹と違うところはフォローじゃないところかなぁ? それこそ、俺や蒼樹、静なんてかわいいものだよ。碧さんは悪どいよ~?」
にやり、と笑うと、
「もし、翠葉のもらい手がいなかったら、秋斗くんに一生世話してもらおうとか言ってたからね」
「…………」