光のもとでⅠ
「さ、戦場へと戻らねば」
来た道を戻りながら言われる。
「碧には俺から連絡を入れておくし、あいつも今はもう怒ってるとかそういう感情はないから大丈夫だよ。それと、一応蒼樹と唯の許可だけは得てみたらどう? ま、反対なんてしないと思うけど」
肩越しにそう言われた。
駐車場まで戻ってくると、
「帰り道、気をつけるんだよ? くれぐれも、物思いにふけって事故とか起こさないように!」
「零樹さんっ」
「何かな?」
「俺、本当に翠葉ちゃんに会いに行ってもいいんですかっ!?」
ふわりと笑うその顔が、翠葉ちゃんにかぶる。
顔は蒼樹なのに、雰囲気は翠葉ちゃん。
来た道を戻りながら言われる。
「碧には俺から連絡を入れておくし、あいつも今はもう怒ってるとかそういう感情はないから大丈夫だよ。それと、一応蒼樹と唯の許可だけは得てみたらどう? ま、反対なんてしないと思うけど」
肩越しにそう言われた。
駐車場まで戻ってくると、
「帰り道、気をつけるんだよ? くれぐれも、物思いにふけって事故とか起こさないように!」
「零樹さんっ」
「何かな?」
「俺、本当に翠葉ちゃんに会いに行ってもいいんですかっ!?」
ふわりと笑うその顔が、翠葉ちゃんにかぶる。
顔は蒼樹なのに、雰囲気は翠葉ちゃん。