光のもとでⅠ
今、俺は御園生よりも低い位置にいるから自然とそうなるわけだけど……。
「御園生さん……ひょっとしてJ-POPで聴音なんざしてないでしょうね?」
恐る恐る訊くと、
「うん、してる。癖なんだよね」
御園生ははにかみ笑いで答えた。
おぅまいごーーーっど!
誰か俺を助けて……。
「とりあえず歌詞っ! 歌詞を聴けっ! 俺たちからのメッセージは歌詞に詰まってるから。そりゃ、もちろんメロディだって音の構成だっていいんだけどさっ、まずは歌詞っ!」
「……う、うん。ごめんね? 私、普段インストしか聴かないからちょっと慣れてなくて……」
「エルレ聴いたときはすんなり歌詞聴いてたのに……」
「あ、そういえばそうだったね? どうしてだろう?」
少し身を乗り出して訊かれた。
「御園生さん……ひょっとしてJ-POPで聴音なんざしてないでしょうね?」
恐る恐る訊くと、
「うん、してる。癖なんだよね」
御園生ははにかみ笑いで答えた。
おぅまいごーーーっど!
誰か俺を助けて……。
「とりあえず歌詞っ! 歌詞を聴けっ! 俺たちからのメッセージは歌詞に詰まってるから。そりゃ、もちろんメロディだって音の構成だっていいんだけどさっ、まずは歌詞っ!」
「……う、うん。ごめんね? 私、普段インストしか聴かないからちょっと慣れてなくて……」
「エルレ聴いたときはすんなり歌詞聴いてたのに……」
「あ、そういえばそうだったね? どうしてだろう?」
少し身を乗り出して訊かれた。