光のもとでⅠ
「司が空回りなんて似合わないよ。見てる分には楽しいけどさ」
マットの次は芝生。
会長は身体を投げ出し、ごろんと横になる。
「俺だって好きで空回ってるわけじゃないですよ」
「司はさ、なんで翠葉ちゃんに言わないの? あんなに周りにばればれな態度を取ってるくせに、本人にそれっぽいことは伝えてないんでしょ?」
きょとんとした顔がベンチに座る俺を見る。
「それっぽいことは何度か言ってきました」
「そうなのっ!?」
会長ががばり、と起き上がる。
「食いつき良すぎです」
自分がこんな話を人にしていること事態がおかしい。
そんな状況がおかしすぎて少し笑えてきた。
マットの次は芝生。
会長は身体を投げ出し、ごろんと横になる。
「俺だって好きで空回ってるわけじゃないですよ」
「司はさ、なんで翠葉ちゃんに言わないの? あんなに周りにばればれな態度を取ってるくせに、本人にそれっぽいことは伝えてないんでしょ?」
きょとんとした顔がベンチに座る俺を見る。
「それっぽいことは何度か言ってきました」
「そうなのっ!?」
会長ががばり、と起き上がる。
「食いつき良すぎです」
自分がこんな話を人にしていること事態がおかしい。
そんな状況がおかしすぎて少し笑えてきた。