光のもとでⅠ
35~39 Side Akito 03話
彼女がトイレに立ったとき、部屋中の明かりを消して回った。
ベッド脇の窓際のキャンドルとストーブの明かり。
それから、トレイに載せたキャンドルのみが灯っている。
このくらいなら星もきれいに見える。
ドアを開けた彼女はその暗さに一歩下がり、
「秋斗さん……?」
「ここにいるよ」
クローゼット前にいた俺は、彼女に向かって手を差し出す。
ようやく俺の顔がバスルームからの光で見えると、彼女はほっとした顔をした。
「翠葉ちゃん、星を見よう?」
彼女は嬉しそうにコクリと頷いた。
そんな彼女を連れてベッドへと向かう。
ベッドの上に置いてあったトレイを見て首を傾げる彼女。
ベッド脇の窓際のキャンドルとストーブの明かり。
それから、トレイに載せたキャンドルのみが灯っている。
このくらいなら星もきれいに見える。
ドアを開けた彼女はその暗さに一歩下がり、
「秋斗さん……?」
「ここにいるよ」
クローゼット前にいた俺は、彼女に向かって手を差し出す。
ようやく俺の顔がバスルームからの光で見えると、彼女はほっとした顔をした。
「翠葉ちゃん、星を見よう?」
彼女は嬉しそうにコクリと頷いた。
そんな彼女を連れてベッドへと向かう。
ベッドの上に置いてあったトレイを見て首を傾げる彼女。