光のもとでⅠ
『さっき少しだけ心拍が上がったんですよねぇ……。先輩、何やらかしました?』
蒼樹に訊かれてドキリとする。
「抱きしめてキスしました」
『キスだあああああっ!?』
若槻がご立腹の声をあげる。
『先輩、キスって……』
ドスのきいた蒼樹の声に、
「頭のてっぺんにね」
補足すると、ふたつのため息が聞こえてきた。
『それごときで頭冷やし中?』
若槻に突っ込まれ、乾いた笑いと共にカミングアウト。
「彼女がかわいすぎて勃っちゃいました。それを気づかれたくなくて、風呂に入ってくると言い訳中」
『ぶっ……あははははははっっっ!」
豪快に笑ってくれるなぁ……。
こっちは意外と必死だというのに。
蒼樹に訊かれてドキリとする。
「抱きしめてキスしました」
『キスだあああああっ!?』
若槻がご立腹の声をあげる。
『先輩、キスって……』
ドスのきいた蒼樹の声に、
「頭のてっぺんにね」
補足すると、ふたつのため息が聞こえてきた。
『それごときで頭冷やし中?』
若槻に突っ込まれ、乾いた笑いと共にカミングアウト。
「彼女がかわいすぎて勃っちゃいました。それを気づかれたくなくて、風呂に入ってくると言い訳中」
『ぶっ……あははははははっっっ!」
豪快に笑ってくれるなぁ……。
こっちは意外と必死だというのに。