光のもとでⅠ
「でもさ、ヘルプ電話っていうか、カミングアウトしてくるくらいだから、理性保ってると思うよ。今までの秋斗さんだったら間違いなく手ぇ出してるでしょ」
「それもそうなんだけどさ……」
 あんちゃんはそわそわしつつ自分の携帯ディスプレイを見て、
「もうちょっと様子見るか……。俺もシャワー浴びてくる」
 と、バスルームへ消えた。
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