光のもとでⅠ
「あーぁ、本当にぐっすり寝てるね?」
唯の感想に俺と先輩は笑う。
「俺と先輩はソファで寝るから、唯は翠葉と一緒にベッドで寝ちゃいな」
「えっ!? いいのっ!? この場合、あんちゃんがベッドじゃないのっ!?」
少し大きくなった声に、俺と先輩が睨みをきかす。
「俺はこんなことじゃ風邪ひかないけど、唯はひきそうだから」
「あぁ……俺薄幸の美青年だからね」
それを自分で言うのもどうかとは思うが、間違いなく俺よりは体力も自己免疫力も低そうだ。
先輩だって微妙だけれど、翠葉の隣に寝かせること自体が拷問だろう。
だから、選択肢は間違っていないはず……。
「いいですね?」
確認の意味をこめて先輩に訊けば、「異論なし」と言葉が返ってくる。
唯の感想に俺と先輩は笑う。
「俺と先輩はソファで寝るから、唯は翠葉と一緒にベッドで寝ちゃいな」
「えっ!? いいのっ!? この場合、あんちゃんがベッドじゃないのっ!?」
少し大きくなった声に、俺と先輩が睨みをきかす。
「俺はこんなことじゃ風邪ひかないけど、唯はひきそうだから」
「あぁ……俺薄幸の美青年だからね」
それを自分で言うのもどうかとは思うが、間違いなく俺よりは体力も自己免疫力も低そうだ。
先輩だって微妙だけれど、翠葉の隣に寝かせること自体が拷問だろう。
だから、選択肢は間違っていないはず……。
「いいですね?」
確認の意味をこめて先輩に訊けば、「異論なし」と言葉が返ってくる。