光のもとでⅠ
玄関を入ると栞さんが出迎えてくれた。
「蒼くんから今日は司くんが一緒って連絡をもらっていたんだけど、なかなか帰ってこなかったから、心配で携帯にメールも電話もしちゃった」
「あ……ごめんなさい。病院を出てからも電源を入れるの忘れていて」
「ううん、いいのよ。司くんに電話したら下にいるって教えてくれたから。でも、今帰ってきたっていうことは、司くんが迎えにいってくれたのね」
「いい加減上がれって怒られちゃいました」
自室にかばんを置き手洗いうがいを済ませると、ルームウェアに着替えてすぐにベッドへ横になった。
ラヴィを抱っこすると不思議な安心感があって、色々と考えたいことはあったはずなのに、それらを思い浮かべる前に私は眠ってしまった。
「蒼くんから今日は司くんが一緒って連絡をもらっていたんだけど、なかなか帰ってこなかったから、心配で携帯にメールも電話もしちゃった」
「あ……ごめんなさい。病院を出てからも電源を入れるの忘れていて」
「ううん、いいのよ。司くんに電話したら下にいるって教えてくれたから。でも、今帰ってきたっていうことは、司くんが迎えにいってくれたのね」
「いい加減上がれって怒られちゃいました」
自室にかばんを置き手洗いうがいを済ませると、ルームウェアに着替えてすぐにベッドへ横になった。
ラヴィを抱っこすると不思議な安心感があって、色々と考えたいことはあったはずなのに、それらを思い浮かべる前に私は眠ってしまった。