光のもとでⅠ
「ねぇ、ツカサが自分の勉強以外の問題まで作る余裕があるのはどうして?」
心底不思議でラグにごろんとなったまま訊いた。
「別にそれ、全部が全部俺が作っているわけじゃないし」
「どうやって作っているの?」
「秋兄が作ったソフトを使ってる。正確には若槻さんが作ったものだったと思うけど」
唯兄……?
「少し前までは秋兄が作ったものを使ってたんだけど、夏休み前くらいだったか、もっとパターン化に富んだものができたって渡されたソフトがある。今はそれを使ってる。
なるほど……。
「でも、それってさ、俺らの弱点を知らないと使いこなせないってやつなんじゃないの?」
海斗くんが尋ねると、
「今まで使っていたソフトはそうだったけど、今使っているのは間違ったところをチェック入れればそれに特化した問題を作ってくれるように改良されている」
心底不思議でラグにごろんとなったまま訊いた。
「別にそれ、全部が全部俺が作っているわけじゃないし」
「どうやって作っているの?」
「秋兄が作ったソフトを使ってる。正確には若槻さんが作ったものだったと思うけど」
唯兄……?
「少し前までは秋兄が作ったものを使ってたんだけど、夏休み前くらいだったか、もっとパターン化に富んだものができたって渡されたソフトがある。今はそれを使ってる。
なるほど……。
「でも、それってさ、俺らの弱点を知らないと使いこなせないってやつなんじゃないの?」
海斗くんが尋ねると、
「今まで使っていたソフトはそうだったけど、今使っているのは間違ったところをチェック入れればそれに特化した問題を作ってくれるように改良されている」