光のもとでⅠ
ツカサの左手にあった携帯を、また自分の右手に握らされる。
「せっかくがんばって一歩踏み出したなら、その努力を無にするな。ここで放棄したら『何もしなかったほうがまし』になるんじゃないの?」
よく聞く言葉――。
「やらなかった後悔よりも、やった後悔のほうがいい」って……。
それはどの辺りに境界線があるのだろう。
やって良かった、やらなければ良かった。
いったいどこに境界線があるのかな。
私は今、メールを送ったことに後悔をしているのだろうか。
みんなの反応を怖いと思っていて、涙だって止らなくて、状況的にはかなりボロボロ。
でも、だからといってメールを送らなかったほうが良かった、という結論にはたどり着きそうにない。
私は今どこにいて、どう進みたいのだろう――。
「せっかくがんばって一歩踏み出したなら、その努力を無にするな。ここで放棄したら『何もしなかったほうがまし』になるんじゃないの?」
よく聞く言葉――。
「やらなかった後悔よりも、やった後悔のほうがいい」って……。
それはどの辺りに境界線があるのだろう。
やって良かった、やらなければ良かった。
いったいどこに境界線があるのかな。
私は今、メールを送ったことに後悔をしているのだろうか。
みんなの反応を怖いと思っていて、涙だって止らなくて、状況的にはかなりボロボロ。
でも、だからといってメールを送らなかったほうが良かった、という結論にはたどり着きそうにない。
私は今どこにいて、どう進みたいのだろう――。