光のもとでⅠ
「あの――第二部のステージを見にきてほしいんですっ」
「え?」
「……あの、時間の都合がついたら……そしたら、見にきてほしいんです」
桜林館とここを往復する時間と一曲分の時間をもらえないだろうか……。
ライブステージの進行表は粗方出来上がっていて、何時何分というおおよその時間はわかっている。
でも、こればかりは当日の流れでずれることがあるだろうから、その時間とは言い切れない。
どうやったら時間を割いてもらえるだろうか、と考えていたら、
「うん、楽しみにしてるね」
頭上に声が降ってきた。
その顔を見て、思うよりも先に身体がカッとなる。
「え?」
「……あの、時間の都合がついたら……そしたら、見にきてほしいんです」
桜林館とここを往復する時間と一曲分の時間をもらえないだろうか……。
ライブステージの進行表は粗方出来上がっていて、何時何分というおおよその時間はわかっている。
でも、こればかりは当日の流れでずれることがあるだろうから、その時間とは言い切れない。
どうやったら時間を割いてもらえるだろうか、と考えていたら、
「うん、楽しみにしてるね」
頭上に声が降ってきた。
その顔を見て、思うよりも先に身体がカッとなる。