光のもとでⅠ
『坊主から話は聞いてる。そのくらいなら許可できる。ただ。日付が変わる前には寝ろ。守れるか?』
「はい。ツカサにも制限時間をつけられちゃいました。一日一時間半まで、って。しかも、十時半にはパソコン自体を回収されちゃうんです」
苦笑して答えると、
『坊主は手抜かりねぇなぁ』
先生はキヒヒ、と笑った。
『昨日も言ったが、全部を取り上げるつもりはねぇ。やれることをやれる範囲でする。それが今のスイハの課題だ』
「……はい。まだ、十と五のモノサシには慣れない。でも、私にできることを用意してくれる人たちがいました」
『良かったな。そういう人間は大切にするこった』
「はい」
『それからな、たぶんお姫さんから連絡いくと思うが、明日の昼休みは保健室だ』
「え……?」
「はい。ツカサにも制限時間をつけられちゃいました。一日一時間半まで、って。しかも、十時半にはパソコン自体を回収されちゃうんです」
苦笑して答えると、
『坊主は手抜かりねぇなぁ』
先生はキヒヒ、と笑った。
『昨日も言ったが、全部を取り上げるつもりはねぇ。やれることをやれる範囲でする。それが今のスイハの課題だ』
「……はい。まだ、十と五のモノサシには慣れない。でも、私にできることを用意してくれる人たちがいました」
『良かったな。そういう人間は大切にするこった』
「はい」
『それからな、たぶんお姫さんから連絡いくと思うが、明日の昼休みは保健室だ』
「え……?」