光のもとでⅠ
「翠葉、次からはアラームでもかけてからやったほうがいいんじゃないか?」
気づけば蒼兄が唯兄の隣に立っていた。
「それ以前にさ、リィは部屋のドアを開けられたら気づけるようになろうよ」
……そうですよね。
「でも、まさかリィが音を切って作業してるっていうのは想定外だったなぁ。ま、ほかにも仕掛けはしてあるんだけどね」
唯兄はにこりと笑って部屋に入ってきた。
「ディスプレイ見てごらん?」
嬉しそうに言うから不思議に思いながらディスプレイに視線を落とす。と、そこには画面いっぱいに「TIMNE OVER」と赤文字が点滅表示されていた。
これはもしかすると、音量をオンにしていたら警報のような音が鳴ったりするんじゃ……。
そう思ってファンクションキーを押すと、けたたましい音が鳴り響いた。
「わわわっっっ」
慌ててオフにする。
気づけば蒼兄が唯兄の隣に立っていた。
「それ以前にさ、リィは部屋のドアを開けられたら気づけるようになろうよ」
……そうですよね。
「でも、まさかリィが音を切って作業してるっていうのは想定外だったなぁ。ま、ほかにも仕掛けはしてあるんだけどね」
唯兄はにこりと笑って部屋に入ってきた。
「ディスプレイ見てごらん?」
嬉しそうに言うから不思議に思いながらディスプレイに視線を落とす。と、そこには画面いっぱいに「TIMNE OVER」と赤文字が点滅表示されていた。
これはもしかすると、音量をオンにしていたら警報のような音が鳴ったりするんじゃ……。
そう思ってファンクションキーを押すと、けたたましい音が鳴り響いた。
「わわわっっっ」
慌ててオフにする。