光のもとでⅠ
『そうなんだよね』
「それは零樹さんもでしょ?」
『唯も蒼樹もだろ。蒼樹には連絡がつかなかったから先に唯に電話したんだけど……その、もしかして、もう何かあったかな?』
「んー……ギリギリセーフになるかちょっと怪しい。少し前に脈がおかしくなって、あんちゃんがリィに電話で確認したんだけど、うまい具合にごまかされてて、それは家に帰ったら確認したほうがいいよね、って話をしてたところ」
リィが帰ってくるのは七時半過ぎだから、それまでにあんちゃんを捕まえないといけないってことか。
『こっちからも連絡は入れてみるけど、唯のほうでも頼めるかな?』
「いいですよ。俺のほうが零樹さんよりも時間的融通はききますから。ただ……ねぇ、あんちゃんを説き伏せられるだけの技量が俺にあるかどうかって問題で……」
「それは零樹さんもでしょ?」
『唯も蒼樹もだろ。蒼樹には連絡がつかなかったから先に唯に電話したんだけど……その、もしかして、もう何かあったかな?』
「んー……ギリギリセーフになるかちょっと怪しい。少し前に脈がおかしくなって、あんちゃんがリィに電話で確認したんだけど、うまい具合にごまかされてて、それは家に帰ったら確認したほうがいいよね、って話をしてたところ」
リィが帰ってくるのは七時半過ぎだから、それまでにあんちゃんを捕まえないといけないってことか。
『こっちからも連絡は入れてみるけど、唯のほうでも頼めるかな?』
「いいですよ。俺のほうが零樹さんよりも時間的融通はききますから。ただ……ねぇ、あんちゃんを説き伏せられるだけの技量が俺にあるかどうかって問題で……」