光のもとでⅠ
宿泊施設はすべて離れ状態。
ステーションの両脇から伸びるガラスの回廊に沿って、八つの半球体の建物がある。
それぞれ客室の間には不自然すぎない植樹を施してあるため、プライバシーも守られる。
客室はファミリータイプが二部屋とカップルタイプが六部屋。
それぞれ用途を分けて設計した。
ガラスの回廊には「Crystal corridor」という絶対に呼んでもらえそうにない名前がついている。
どうせならその中に建てた建物に名前をつけろ、と文句を言ったらすぐに答えが返ってきて驚いた。
惑星の中央にある建物には、「Sol habitat」という名前がつけられていた。
「へ? ソールハビタットってなんだ? 靴底の住居? 魂の家?」
「くっ、それはない」
静が吹きだして笑うところなんて初めて見たかもしれない。
ステーションの両脇から伸びるガラスの回廊に沿って、八つの半球体の建物がある。
それぞれ客室の間には不自然すぎない植樹を施してあるため、プライバシーも守られる。
客室はファミリータイプが二部屋とカップルタイプが六部屋。
それぞれ用途を分けて設計した。
ガラスの回廊には「Crystal corridor」という絶対に呼んでもらえそうにない名前がついている。
どうせならその中に建てた建物に名前をつけろ、と文句を言ったらすぐに答えが返ってきて驚いた。
惑星の中央にある建物には、「Sol habitat」という名前がつけられていた。
「へ? ソールハビタットってなんだ? 靴底の住居? 魂の家?」
「くっ、それはない」
静が吹きだして笑うところなんて初めて見たかもしれない。