光のもとでⅠ
 ブドウ糖の前に酸素を脳へ送ることにした。
「生徒会の脱会ではなく、学校にいなくてもできる仕事であり、特別扱いには到底なり得ない仕事量、もしくは仕事内容ということですか」
『そうそう。そういうのを望んでるんだけど、用意できるかな? っていうか、用意してくれるのを前提でこの話を始めたはずだよね?』
「……今答えられることは起案書を企画書にするのは学校外でもできる。それのみです。そのほかに関しては自分の一存では答えかねますので時間をください。このあとミーティングがあるので、そこで議題にあげます」
『うん、美味しい解決策しか待ってないから。もし、システム関連でいじるものがあるなら俺が動くよ。そういうことなら巻き込まれるの大歓迎。じゃ、よろしくね』
 内容にそぐわず、軽やかな喋りで通話は切れた。
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