光のもとでⅠ
場所を移し、秋斗さんの仕事部屋に入ってびっくり。
「へぇ~……本当にリィの部屋の雰囲気とそっくりだね。家具まで一緒って、あんちゃんどれだけ楽してんのさ」
「で、唯さんってなんですか」
部屋の観察に使っていた意識を司くんに戻す。
「だって、若槻さんじゃまずいもん。だから適当に話合わせてよ?」
彼に異論はないようで、そのまま説明に入った。
「会計の仕事を学園外でできるようにするためには、学園外からリトルバンクへのアクセスができないと無理です。学園のネットワークに学園外からアクセルできるように設定してください。
見せられたのは一台のノートパソコン。
そこにはリトルバンクと呼ばれるものの取説表示と、実際に作業で使っているソフトが表示されていた。
「へぇ~……本当にリィの部屋の雰囲気とそっくりだね。家具まで一緒って、あんちゃんどれだけ楽してんのさ」
「で、唯さんってなんですか」
部屋の観察に使っていた意識を司くんに戻す。
「だって、若槻さんじゃまずいもん。だから適当に話合わせてよ?」
彼に異論はないようで、そのまま説明に入った。
「会計の仕事を学園外でできるようにするためには、学園外からリトルバンクへのアクセスができないと無理です。学園のネットワークに学園外からアクセルできるように設定してください。
見せられたのは一台のノートパソコン。
そこにはリトルバンクと呼ばれるものの取説表示と、実際に作業で使っているソフトが表示されていた。