光のもとでⅠ
「ふーん、ちょっと中を見せてもらうね」
適当にスペックやなんやかやと見せてもらった。
「これ、既製品じゃないね。秋斗さんが手ぇ入れたものでしょ」
「正確には、秋兄が昔使っていたものを生徒会で使わせてもらっています」
なるほど……。じゃ、少しくらい無理させても大丈夫かな。
リトルバンクってものの指令系統やどこを経由しているのかまでざっと目を通す。
「うん、そんな難しいものじゃないし時間もかからないよ」
そう答えると、思わぬ返事をいただいた。
「裏技は使わないでくださいね」
澄ました顔で釘を刺される。
「うは、それって俺の得意分野は駆使するなって言ってるよね?」
たぶん彼は知っているのだろう。
適当にスペックやなんやかやと見せてもらった。
「これ、既製品じゃないね。秋斗さんが手ぇ入れたものでしょ」
「正確には、秋兄が昔使っていたものを生徒会で使わせてもらっています」
なるほど……。じゃ、少しくらい無理させても大丈夫かな。
リトルバンクってものの指令系統やどこを経由しているのかまでざっと目を通す。
「うん、そんな難しいものじゃないし時間もかからないよ」
そう答えると、思わぬ返事をいただいた。
「裏技は使わないでくださいね」
澄ました顔で釘を刺される。
「うは、それって俺の得意分野は駆使するなって言ってるよね?」
たぶん彼は知っているのだろう。