光のもとでⅠ
「どう?」
「ここで交換条件を持ち出される意味がわかりません。第一、先の電話でシステム関連なら自分が動くって言ってましたよね?」
あぁ、そう来るわけね。
「でも、正規ルート通すなんて確約はしてなかったよね?」
「……わかりました。とにかく、ハッキングの類は困りますから。その痕跡が残ろうが残らなかろうが」
「ふーん……俺の仕事の能力は買ってくれるんだ? でも、俺が痕跡残すわけがないじゃん。そんなの追跡できたの秋斗さんしかいないしね」
「……外部からハッキングされてる事実がわかったとき、それを追跡するのは秋兄の役目です」
「それは困った。逃げられる気が全くしない」
「ここで交換条件を持ち出される意味がわかりません。第一、先の電話でシステム関連なら自分が動くって言ってましたよね?」
あぁ、そう来るわけね。
「でも、正規ルート通すなんて確約はしてなかったよね?」
「……わかりました。とにかく、ハッキングの類は困りますから。その痕跡が残ろうが残らなかろうが」
「ふーん……俺の仕事の能力は買ってくれるんだ? でも、俺が痕跡残すわけがないじゃん。そんなの追跡できたの秋斗さんしかいないしね」
「……外部からハッキングされてる事実がわかったとき、それを追跡するのは秋兄の役目です」
「それは困った。逃げられる気が全くしない」