光のもとでⅠ
「そんなの気にならない。すごく嬉しい、ありがとう! じゃ、今度こそ行ってくるね!」
ドアレバーに手をかけると、
「本当に送っていかなくていいのかっ?」
「うん。今日は海斗くんとツカサが一緒なの。だから、大丈夫。それに、話は聞いているけれど、初めて見るから警備体制とかもきちんと見て知っておきたいし」
「そうか……」
「蒼兄、大丈夫だよ」
心配そうな顔をする蒼兄を安心させたくて笑って見せた。
「父さんたちは午前中にクラスと展示関連を回って午後に桜林館へ移動する予定だ」
「うん、あとでね。行ってきます!」
「いってらっしゃい」と家族四人、プラス静さんに送り出され、静さん専用と言われているエレベーターで一階まで降りた。
ドアレバーに手をかけると、
「本当に送っていかなくていいのかっ?」
「うん。今日は海斗くんとツカサが一緒なの。だから、大丈夫。それに、話は聞いているけれど、初めて見るから警備体制とかもきちんと見て知っておきたいし」
「そうか……」
「蒼兄、大丈夫だよ」
心配そうな顔をする蒼兄を安心させたくて笑って見せた。
「父さんたちは午前中にクラスと展示関連を回って午後に桜林館へ移動する予定だ」
「うん、あとでね。行ってきます!」
「いってらっしゃい」と家族四人、プラス静さんに送り出され、静さん専用と言われているエレベーターで一階まで降りた。