光のもとでⅠ
先ほど教えてもらったとおりにチャンネル設定をすると、ツカサの声が聞こえてきた。
『言うのが始まる直前で悪かった』
「……ツカサ、大丈夫。私は大丈夫だよ」
それだけを伝える。
『翠の大丈夫は――』
「ツカサ、ちょっと待って。私、最近は信用を下げるようなことをした覚えはないんだけどっ!?」
ほんの少し間があってから、
『そういえば、ここのところはないな』
答えと共にくつくつと笑う声も聞こえる。
『海斗、助かった』
「いや、なんつーかごめん。と、ありがと」
海斗くんが私を見て苦笑しながら話す。
『言うのが始まる直前で悪かった』
「……ツカサ、大丈夫。私は大丈夫だよ」
それだけを伝える。
『翠の大丈夫は――』
「ツカサ、ちょっと待って。私、最近は信用を下げるようなことをした覚えはないんだけどっ!?」
ほんの少し間があってから、
『そういえば、ここのところはないな』
答えと共にくつくつと笑う声も聞こえる。
『海斗、助かった』
「いや、なんつーかごめん。と、ありがと」
海斗くんが私を見て苦笑しながら話す。