光のもとでⅠ
「本当に嫌みな子だよね? ご苦労様って言葉が上から目線のものって知ってて使ってるでしょ?」
「そうでしたか?」
「そんなことも知らなかったら司っちじゃないよねっ?」
「さぁ?」
「何っ!? 実は司っちの着ぐるみを着た偽物だったりするの?」
しれっと答えるツカサに噛み付く唯兄。
「なんでしたら、今からでも『ありがとうございます』と言い直しましょうか?」
ツカサ、笑顔の使い方を間違えていると思うの……。
「唯くん、これは間違いなく司だと思うぞ?」
海斗くんのコメントに、
「笑顔でいながらもこのどす黒さ。疑うまでもなく本人だね」
唯兄は苦笑を浮かべた。
「そうでしたか?」
「そんなことも知らなかったら司っちじゃないよねっ?」
「さぁ?」
「何っ!? 実は司っちの着ぐるみを着た偽物だったりするの?」
しれっと答えるツカサに噛み付く唯兄。
「なんでしたら、今からでも『ありがとうございます』と言い直しましょうか?」
ツカサ、笑顔の使い方を間違えていると思うの……。
「唯くん、これは間違いなく司だと思うぞ?」
海斗くんのコメントに、
「笑顔でいながらもこのどす黒さ。疑うまでもなく本人だね」
唯兄は苦笑を浮かべた。