光のもとでⅠ
「さ、行こうか!」
「はい」
今、ここに生徒会の男子はいない。
私の次のステージが生徒会男子の歌だから。
今はみんなスクエアステージの下に待機しているだろう。
ひとり出番がないツカサは空太くんに誘導されて会場へ出ているはず。
この曲だけは会場で聞いてほしいの。
みんなと一緒に聞いてほしい。
インカムから、個別通信を知らせる音が鳴った。
通信相手は朝陽先輩。
『司の誘導が無事に済んだって実行委員経由で連絡入ったよ。ちゃんと一年B組の観覧席近くにいるって』
「ありがとうございます」
「はい」
今、ここに生徒会の男子はいない。
私の次のステージが生徒会男子の歌だから。
今はみんなスクエアステージの下に待機しているだろう。
ひとり出番がないツカサは空太くんに誘導されて会場へ出ているはず。
この曲だけは会場で聞いてほしいの。
みんなと一緒に聞いてほしい。
インカムから、個別通信を知らせる音が鳴った。
通信相手は朝陽先輩。
『司の誘導が無事に済んだって実行委員経由で連絡入ったよ。ちゃんと一年B組の観覧席近くにいるって』
「ありがとうございます」