光のもとでⅠ
ずっと速いままの鼓動。
大丈夫なのかな、とは思うものの、やっぱり自分の行動や言葉に一挙一動してくれるのが嬉しくて、つい意地悪をしたくなる。
翠葉ちゃん、君は俺を好きだよね?
だからそんなにも動揺したり赤面したり、目を合わせられなかったりするんだよね?
そろそろ降参してくれないかな。
いつまでも待っているつもりだけれど、どうしてか君はあの日以来ずっとつらそうなんだ。
顔を合わせれば困った顔しかしなくなった。
それを見ていて俺がつらい、というよりは、君の負担になっている気がするんだよね。
気持ちのままに俺のところへ来てくれたらそんな顔はしなくなるんじゃないか――と、つい驕った考えをしてしまうくらいに、君は俺を意識してくれてると思うんだけど……。
それは、俺の勘違い――?
大丈夫なのかな、とは思うものの、やっぱり自分の行動や言葉に一挙一動してくれるのが嬉しくて、つい意地悪をしたくなる。
翠葉ちゃん、君は俺を好きだよね?
だからそんなにも動揺したり赤面したり、目を合わせられなかったりするんだよね?
そろそろ降参してくれないかな。
いつまでも待っているつもりだけれど、どうしてか君はあの日以来ずっとつらそうなんだ。
顔を合わせれば困った顔しかしなくなった。
それを見ていて俺がつらい、というよりは、君の負担になっている気がするんだよね。
気持ちのままに俺のところへ来てくれたらそんな顔はしなくなるんじゃないか――と、つい驕った考えをしてしまうくらいに、君は俺を意識してくれてると思うんだけど……。
それは、俺の勘違い――?