光のもとでⅠ
「本当はね、ほかに銅の斧とかプラスチックの斧とか紙の斧とか色々用意してあったんだけど、やっぱりわかりやすく金と銀かな、と思って」
それ、全然わかりやすくないです……。
そんな会話をしていると、モニターに久先輩が映り、次の曲が鳴り始めた。
スクエアステージでダンス部と一緒に踊りながら歌っている。
私はその歌唱力に唖然とする。
みんなで歌っているときにも感じていたけれど、久先輩とサザナミくんはとてもうまいのだ。
音の安定感が普通じゃない感じ。
「EXILEの『Together』なんて、本当にひどい……」
茜先輩はモニターを見ずに膝を抱えて蹲ってしまう。
それ、全然わかりやすくないです……。
そんな会話をしていると、モニターに久先輩が映り、次の曲が鳴り始めた。
スクエアステージでダンス部と一緒に踊りながら歌っている。
私はその歌唱力に唖然とする。
みんなで歌っているときにも感じていたけれど、久先輩とサザナミくんはとてもうまいのだ。
音の安定感が普通じゃない感じ。
「EXILEの『Together』なんて、本当にひどい……」
茜先輩はモニターを見ずに膝を抱えて蹲ってしまう。