光のもとでⅠ
人と話している人に話しかけるのは苦手。
近くまで来てどうしよう、と思っていたら、風間先輩が気づいてくれた。
「御園生さん、どうかした?」
「あのっ……今日はありがとうございました。『Birthday』のときも、茜先輩の歌のときも……。本当にありがとうございました」
「全然! どっちも楽しかったよね!」
「はい」
ライトの下で見たら髪の毛が赤い先輩。
茶色く脱色した上に赤を乗せたようなそんな髪の色。
きれいだけど、結構奇抜だとも思う。
それでも、不良っぽくは見えないから不思議。
髪の色が赤くても怖くは見えない人。
近くまで来てどうしよう、と思っていたら、風間先輩が気づいてくれた。
「御園生さん、どうかした?」
「あのっ……今日はありがとうございました。『Birthday』のときも、茜先輩の歌のときも……。本当にありがとうございました」
「全然! どっちも楽しかったよね!」
「はい」
ライトの下で見たら髪の毛が赤い先輩。
茶色く脱色した上に赤を乗せたようなそんな髪の色。
きれいだけど、結構奇抜だとも思う。
それでも、不良っぽくは見えないから不思議。
髪の色が赤くても怖くは見えない人。