光のもとでⅠ
そんな私の動作に気づいた蒼兄が、少し困ったように笑って頭に手を置いた。
その手のぬくもりにほんの少し癒される。
「あっれー? 唯くんに蒼樹さんまで、どうしました?」
「海斗っち、おはよっ! いやさ、今日って打ち上げあるのかな、と思って」
「あ! ありますあります! 路線バスで市街地に行く途中、カラオケ屋あるじゃないですか」
「あぁ、あのカラオケ屋にしてはそれっぽくない建物の?」
「ですです。そこ、友達の家がやってるカラオケ屋なんで、そこでやることになってます」
「そっか。悪いんだけど、そのときもリィのこと頼めるかな?」
「もちろんっ!」
「海斗くん、よろしくね。それを確認してお願いするために降りてきたんだ」
その手のぬくもりにほんの少し癒される。
「あっれー? 唯くんに蒼樹さんまで、どうしました?」
「海斗っち、おはよっ! いやさ、今日って打ち上げあるのかな、と思って」
「あ! ありますあります! 路線バスで市街地に行く途中、カラオケ屋あるじゃないですか」
「あぁ、あのカラオケ屋にしてはそれっぽくない建物の?」
「ですです。そこ、友達の家がやってるカラオケ屋なんで、そこでやることになってます」
「そっか。悪いんだけど、そのときもリィのこと頼めるかな?」
「もちろんっ!」
「海斗くん、よろしくね。それを確認してお願いするために降りてきたんだ」