光のもとでⅠ
46
今日のウェイトレスは、お昼からの二時間が私に割り当てられている。
午前中はお昼前まで図書棟に篭りきりで会計の処理をしていた。
隣にツカサがいようと関係ない。
そう言い切れるくらいの集中力を持って挑んだからか、作業中にほかの音が聞こえてくることはなかった。
途中、ツカサに肩を叩かれてびっくりしたけれど……。
「翠、少し休憩入れろ」
差し出されたのは、昨日空太くんたちが作ってくれた方法で水割りリンゴジュース。
どうやらツカサが作ってくれたらしい。
「あり、がと……」
「どういたしまいて。翠が会計を一手に引き受けてくれるおかげで、俺はあまり頭使わなくて済んでる」
午前中はお昼前まで図書棟に篭りきりで会計の処理をしていた。
隣にツカサがいようと関係ない。
そう言い切れるくらいの集中力を持って挑んだからか、作業中にほかの音が聞こえてくることはなかった。
途中、ツカサに肩を叩かれてびっくりしたけれど……。
「翠、少し休憩入れろ」
差し出されたのは、昨日空太くんたちが作ってくれた方法で水割りリンゴジュース。
どうやらツカサが作ってくれたらしい。
「あり、がと……」
「どういたしまいて。翠が会計を一手に引き受けてくれるおかげで、俺はあまり頭使わなくて済んでる」