光のもとでⅠ
「御園生さんだっけ? 君が謝ることないでしょ?」
隣の沙耶先輩がこちらを向き、
「姫、チケット確認。本当に藤宮くんの招待客ならチケット番号が二〇〇一で始まるから」
鎌田くんのチケットを見させてもらうと、番号は二〇〇一で始まっていた。
そして、きちんと通し番号の一番から五番までが揃っていた。
「これ、番号に意味あったんだ?」
その場のみんなが驚く。
「はい。一応……この二〇というのが学年番号になっていて、次にくるニ桁はクラス番号。その次が出席番号でその次がひとりひとりに割り当てられた五人分の通し番号になってます」
「なるほどね」
「確認取れた?」
「はい」
「なら藤宮くんに連絡とってやんなさい」
あ、そうだった……。
隣の沙耶先輩がこちらを向き、
「姫、チケット確認。本当に藤宮くんの招待客ならチケット番号が二〇〇一で始まるから」
鎌田くんのチケットを見させてもらうと、番号は二〇〇一で始まっていた。
そして、きちんと通し番号の一番から五番までが揃っていた。
「これ、番号に意味あったんだ?」
その場のみんなが驚く。
「はい。一応……この二〇というのが学年番号になっていて、次にくるニ桁はクラス番号。その次が出席番号でその次がひとりひとりに割り当てられた五人分の通し番号になってます」
「なるほどね」
「確認取れた?」
「はい」
「なら藤宮くんに連絡とってやんなさい」
あ、そうだった……。