光のもとでⅠ
03~04 Side Kaito 01話
秋兄の家を出ると、エレベーターホールに司が立っていた。
即ち、エレベーター待ち。
「うぃーっす」
司は振り返りこちらを見たものの、挨拶は返してこない。
俺を一瞥するとエレベーターへと向き直る。
「おまえさぁ、朝っぱらからその陰気くさい顔なんとかなんないわけっ!?」
せめて挨拶くらい返せよ。
ここに真白さんか涼さんがいたらぜってー怒られっぞ?
なんなら、湊ちゃんか楓くんでもいい。
俺が司の隣に並ぶと、
「好きでこの顔なわけじゃない」
言いながら、エレベーターへと乗り込んだ。
即ち、エレベーター待ち。
「うぃーっす」
司は振り返りこちらを見たものの、挨拶は返してこない。
俺を一瞥するとエレベーターへと向き直る。
「おまえさぁ、朝っぱらからその陰気くさい顔なんとかなんないわけっ!?」
せめて挨拶くらい返せよ。
ここに真白さんか涼さんがいたらぜってー怒られっぞ?
なんなら、湊ちゃんか楓くんでもいい。
俺が司の隣に並ぶと、
「好きでこの顔なわけじゃない」
言いながら、エレベーターへと乗り込んだ。