光のもとでⅠ
「アポロだけですっ! カロリーをパーセンテージに変えると、一粒で八パーセントの回復力だよ。十二粒食べたら百パーセント近く回復できるんだからお徳でしょっ!?」
「くっ……あははは! なんだよそれ、くくく、あはははっ! 七倉って実はすっげぇ変なやつ?」
「変なやつで結構だよ。どうせ不毛な恋してるし。……でも、そこは同士なんでしょ?」
「そうそう、不毛同士」
佐野くんは口にしては少し首を傾げ、
「不毛同士自体がなんだよそれ、って話じゃんな?」
私たちはふたり肩を竦めて笑った。
この際、同士だろうが同盟だろうがなんでも受けて立つっ。
「くっ……あははは! なんだよそれ、くくく、あはははっ! 七倉って実はすっげぇ変なやつ?」
「変なやつで結構だよ。どうせ不毛な恋してるし。……でも、そこは同士なんでしょ?」
「そうそう、不毛同士」
佐野くんは口にしては少し首を傾げ、
「不毛同士自体がなんだよそれ、って話じゃんな?」
私たちはふたり肩を竦めて笑った。
この際、同士だろうが同盟だろうがなんでも受けて立つっ。