光のもとでⅠ
「そっか。悪いんだけど、そのときもリィのこと頼めるかな?」
「もちろんっ!」
 あそこならマンションからも五百メートルないくらいだ。
 帰りは俺が迎えに行けばいい。
「海斗くん、よろしくね。それを確認してお願いするために下りてきたんだ」
「あぁ、なるほど。了解です!」
 クラスに翠葉をお願いできる子がいるっていうのは本当に心強い。
 それがひとりじゃないところも嬉しい。
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