光のもとでⅠ
「俺が学生のころは早々に碧に警護をつけたものだが、うちのヒヨコどもはまだそこまで頭が回らないようだ。その分は俺がフォローしている」
「あらら……。ま、そっか。そうだよね? 秋斗くんに求婚されているということはつまりそういうことだもんね。それに、考えてみれば翠葉の周りって指折り数えちゃうくらい藤宮だらけだし。さらには静のところで仕事をするともなれば当然の対応だよね」
「そういうことだ」
「娘を危険に晒したいわけじゃないけど、新しい世界は知ってほしいし、今大切だと思っている友達とは仲良くしててほしいよ。そのために警護が必要だっていうなら俺はかまわないと思うんだよね。翠葉がどう受け止めるかは別として」
「あらら……。ま、そっか。そうだよね? 秋斗くんに求婚されているということはつまりそういうことだもんね。それに、考えてみれば翠葉の周りって指折り数えちゃうくらい藤宮だらけだし。さらには静のところで仕事をするともなれば当然の対応だよね」
「そういうことだ」
「娘を危険に晒したいわけじゃないけど、新しい世界は知ってほしいし、今大切だと思っている友達とは仲良くしててほしいよ。そのために警護が必要だっていうなら俺はかまわないと思うんだよね。翠葉がどう受け止めるかは別として」