光のもとでⅠ
「碧さん……このメール、ざっと半年くらい前のメールなんですが――」
なんでこんなに早く表示できるのかなぁ……。
「私、静からのメールは裏がありそうなものだけ『とりあえずフォルダ』に放り込むことにしているの」
えええっ!?
「基本あれこれ画策しているような人間よ? センサーに触れたら『とりあえずフォルダ』行き確定」
見せられたメールのどこにセンサーが触れたのだろう。
俺は改めてそのメールに目を通す。
宛先は俺と碧のみ。
そこには蒼樹の名前や秋斗くんの名前は記されていない。
なんでこんなに早く表示できるのかなぁ……。
「私、静からのメールは裏がありそうなものだけ『とりあえずフォルダ』に放り込むことにしているの」
えええっ!?
「基本あれこれ画策しているような人間よ? センサーに触れたら『とりあえずフォルダ』行き確定」
見せられたメールのどこにセンサーが触れたのだろう。
俺は改めてそのメールに目を通す。
宛先は俺と碧のみ。
そこには蒼樹の名前や秋斗くんの名前は記されていない。