光のもとでⅠ
ディスプレイに写る緑色の点は何かに導かれるように動いていた。
このルート……。
そこから先は嫌な予感しかしなかった。
「すぐに青木に連絡。生徒会枠から連絡入れると翠に筒抜けになるから風紀委員のチャンネル使うように」
「あ、なるほど……。これ、翠葉たちの巡回ルートか! って、どれだけ人連れて歩いてんだよ」
「帰って来たら歩く集客機とでも呼んでやれば?」
海斗にそんな一言を返すと、
「なんだったらこのままスクールアテンダントしてもらおうか?」
朝陽がにこりと口にする。
このルート……。
そこから先は嫌な予感しかしなかった。
「すぐに青木に連絡。生徒会枠から連絡入れると翠に筒抜けになるから風紀委員のチャンネル使うように」
「あ、なるほど……。これ、翠葉たちの巡回ルートか! って、どれだけ人連れて歩いてんだよ」
「帰って来たら歩く集客機とでも呼んでやれば?」
海斗にそんな一言を返すと、
「なんだったらこのままスクールアテンダントしてもらおうか?」
朝陽がにこりと口にする。