光のもとでⅠ
『人ごみは嫌だけど、この先に何があるのかは気になるっ! アキ、どのクラスの出し物が混んでるのっ?』
相変わらず好奇心旺盛なことで……。
「ちょっと待ってみ? 一回切ってからかけなおす」
俺は携帯を切り海斗の携帯に連絡を入れた。
さすがに私用でインカム使っちゃまずいから。
「海斗、忙しいところ悪い。今対応に当たってるのって何が原因で混雑してるの?」
『翠葉だよ、翠葉』
「は?」
『青木先輩が翠葉と巡回に出て、十分経たないうちにこういうことになった。列は巡回ルートをたどってるから間違いないと思う』
相変わらず好奇心旺盛なことで……。
「ちょっと待ってみ? 一回切ってからかけなおす」
俺は携帯を切り海斗の携帯に連絡を入れた。
さすがに私用でインカム使っちゃまずいから。
「海斗、忙しいところ悪い。今対応に当たってるのって何が原因で混雑してるの?」
『翠葉だよ、翠葉』
「は?」
『青木先輩が翠葉と巡回に出て、十分経たないうちにこういうことになった。列は巡回ルートをたどってるから間違いないと思う』