光のもとでⅠ
「でも、私が食べるものということは須藤さんが作ってくださっているのでしょう?」
『その料理もバーラウンジに運ばれてくることになった。どっちにしろ、唯はあまり酒が好きじゃないし、今日は運転手だから一滴も飲まない。翠葉の分は俺が食べるから問題ないよ』
「蒼兄はお酒飲まないの? どちらかというと、美味しいお酒は好きでしょう?」
『料理にあった酒をオーダーするから気にしなくていいよ』
「……ありがとう。あと、蒼兄」
「ん?」
「着拒って何?」
『チャクキョ……?』
「唯兄からのメールの最後に、『着拒してた?』って書いてあったんだけど、意味がわからなくて」
『……それって、着信の着に拒否の拒?』
「うん」
『その料理もバーラウンジに運ばれてくることになった。どっちにしろ、唯はあまり酒が好きじゃないし、今日は運転手だから一滴も飲まない。翠葉の分は俺が食べるから問題ないよ』
「蒼兄はお酒飲まないの? どちらかというと、美味しいお酒は好きでしょう?」
『料理にあった酒をオーダーするから気にしなくていいよ』
「……ありがとう。あと、蒼兄」
「ん?」
「着拒って何?」
『チャクキョ……?』
「唯兄からのメールの最後に、『着拒してた?』って書いてあったんだけど、意味がわからなくて」
『……それって、着信の着に拒否の拒?』
「うん」