光のもとでⅠ
翌朝、久しぶりに三人で朝食を食べた。
お母さんは今日か明日には帰ってくる。
そしたら、お母さんにもお父さんにも記憶が戻ったことを話そう。
栞さんや湊先生、相馬先生たちにも……。
今日は病院へ行く日だから都合がいい。
「リィ、今日のお弁当もふたつ用意してある。どっちでもいいから絶対にどっちかは食べること。いい?」
「ありがとう」
「それと、病院の帰りは俺が迎えに行くから」
「はい、お願いします」
「微熱あるんだから学校でも無理しちゃダメだよ?」
「うん、わかってる」
私と唯兄のやり取りを見ていた蒼兄がクスリと笑う。
お母さんは今日か明日には帰ってくる。
そしたら、お母さんにもお父さんにも記憶が戻ったことを話そう。
栞さんや湊先生、相馬先生たちにも……。
今日は病院へ行く日だから都合がいい。
「リィ、今日のお弁当もふたつ用意してある。どっちでもいいから絶対にどっちかは食べること。いい?」
「ありがとう」
「それと、病院の帰りは俺が迎えに行くから」
「はい、お願いします」
「微熱あるんだから学校でも無理しちゃダメだよ?」
「うん、わかってる」
私と唯兄のやり取りを見ていた蒼兄がクスリと笑う。